テニスの4大大会・全仏オープンは6月8日、混合ダブルス決勝で加藤未唯・ティム・プッツ組が初制覇した。優勝スピーチで口にした言葉が、海外ファンから「これがスポーツマンシップ」「超一流」と絶賛されている。
なぜなら加藤は、4日前女子ダブルスでのまさかの失格を経験した。相手コートにボールを返したが、これがボールガールに直撃してしまったのだ。一度は警告と判断されたが、対戦相手が猛抗議。最終的に裁定が変わり失格となった。
失格試合の対戦相手には「またいい試合をしましょう」と遺恨を残さないメッセージを送り、ボールガールに「無事でいてほしい」のやさしい気持ちを送った。
人を恨まない姿は素敵ですね。