ワイズマン博士は書籍「運のいい人の法則」(角川文庫)の中で「運の悪い人は、視野が狭くて、人付き合いが悪い。運のいい人は、視野が広くて、社交的な傾向にある」と言っています。
ワイズマンは、運がいい人には、どんな特徴があるのか、数百人を調べたところ、運がいい人というのは、別に当選確率が高いのでもなければ、予知能力があるわけでもなく、頭の良さも、運の良さとは関係がないことが分かりました。違っていたのは「行動」にありました。ある実験をしたところ、運が悪い人は、視野が狭かったり、意識が狭い範囲に集中しがちでチャンスを見逃してしまうのですが、運のいい人は、心理的にもリラックスしていて、視野も広くて、チャンスに気づきやすいことが分かりました。また、運の悪い人は、あまり社交的ではないんですが、運のいい人は、人付き合いを楽しむので、チャンスが広がっていくという違いも見つかったそうです。
視野を広く、社交的になることでチャンスはやってくるのですね。