マーケティングの基礎VOL4
1対5の法則
5:25の法則

 

 

 

 

 

新規顧客を獲得するコストと
既存の顧客を維持するコスト
はたしてどちらの方が多くかかるでしょうか?

勿論、新規客です
それは約5倍かかると言わてています

「1対5の法則」とは
アメリカのコンサルティング会社
Bain & Company社の名誉ディレクターを務めた
フレデリック・F・ライクヘルドが提唱した
会社経営における法則です

「1対5の法則」は
新規顧客に販売するコストは
既存顧客に販売するコストの5倍かかるという法則です

全く同じ商品やサービスを買ってもらうにしても
既存顧客には1万円のコストで済むところ
新規顧客を獲得するには5万円の
コストがかかると言われています

 

 

 

 

 

 

 

新規顧客に商品やサービスを買ってもらうには
まずは知ってもらうことが必要です
そのためには
広告を出したり
サンプルを配布したり
体験サービスなどを実施する必要です

それに対して
既存顧客であれば
リピート購入をしていただけるケースが多いですし
商品・サービスを選択してもらいやすいといえます

新規顧客の獲得コストの大きさの法則は
裏を返せば新規事業立ち上げの難しさを表現しています

中小企業庁のデータを見ると
創業から1年後に約3割の会社・個人事業主が
廃業するといわれています
また
5年間生き残っているのは
全体の6割いなるといわれています

また、「5:25の法則」とは
顧客離れを5%改善すれば
利益が最低でも25%改善されるという法則です

 

 

 

 

 

 

これら2つの法則から言えることは
新規顧客の獲得よりも
既存顧客の維持に目を向けた方が
より効率的であるということがわかります

しかし
固定客だけでは先細りになることが予測されます
新規顧客獲得
既存顧客維持の
バランスを的確に設定することで
成長を維持することができます