今回、新たに採用される偽造防止技術を見ていきましょう
3Dホログラム
3Dで表現された肖像が回転する最先端技術を用いています
この技術の銀行券への採用は世界初とのことです
高精細すき入れ
新たに高精細なすき入れ模様を採用
肖像の周囲に、緻密な画線で構成した
連続模様が施されているそうです
パールインキ
パールインキお札を傾けると
左右両端の余白部分にピンク色の光沢が見えるそうです
マイクロ文字
「NIPPONGINKO」の微小な文字が印刷されており
カラーコピー機などでは再現が困難とのことです
新たなお札では
ユニバーサルデザインもより進化しています
ユニバーサルデザインとは
障害の有無、年齢、性別、人種などにかかわらず
多様な人々が利用しやすいよう
都市や生活環境をデザインする考え方のことをいいます
識別マークの形状及び配置変更
指感性に優れる形状(11本の斜線)に統一
券種毎に位置を変えることで券種を識別しやすくしています
一万円札は表面の左右中央に付与されています
額面数字の大型化
年齢や国籍を問わず
多くの人になじみのある
アラビア数字による料額表示を
現行の日本銀行券よりも大きくしているようです
https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/design10/